絵の中を歩く。
06/04/02 - 23:31
投稿者:蝶吉
カテゴリ:会員の日記
黒澤明監督の映画に「夢」という作品があります。
小さい時から、黒澤監督の映画を観ていた私にとって、ベスト3に入る作品でして、オムニバス形式にいろんな、ショートストーリーが詰め込まれているのですが、ゴッホなどの絵画のなかに、男性が入り込む・・・という話があります。
美術館にゆくと、本当にこの作品のような感覚に陥ります。
様々な絵画から、絵の中の人や動物から囁き声が聞こえるんです。(江戸川乱歩氏の「押し絵と旅する男」みたい?)
2週間ほど前に、以前、ここで書いた「ナポレオンとベルサイユ展」(IN神戸市立博物館)に行ってまいりました。
体調が良くない日が続いてるのですが、プロレス・ショップ「リング・ソウル」から神戸元町の中華街、東急ハンズ、博物館をぐるりと巡ってきました。
博物館の「ナポレオンとベルサイユ展」は、数年前に姉妹展にあたる「マリ−アントワネットとベルサイユ展」に行って、麗しいロココの甘美な世界に触れていたので、ナポレオンの帝政時代の美術や文化の流れが分かりやすかったです。
ロココに比べて、すっきりした装飾やデザイン、色使いに、肖像画の人物も、成り上がりの軍人やナポレオン
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