オールトゥギャザーを大成功に導いた、いまどきのレスラー魂

11/09/04 - 14:01
投稿者:笠原さんご
カテゴリ:観戦記

しいのは、日本マット界におけるレスラーたちの出身についてだ。勃興期のレスラーは、パイオニアの力道山を筆頭に大相撲からの転身組が主流であった。その後、鶴田、長州、谷津に代表されるアマレスのバックボーンを持つ学生レスラーの就職組に主流は移るが、慣習や隠語などは今に至るまで大相撲ベースであり、プロ野球出身の馬場や陸上出身の猪木は、極めて特殊な玲である。
 翻って現在、レスラーのほとんど全員はプロレスファン出身である。今回のオールトゥギャザーでもファン出身でない大物は田上と曙くらいしか思いつかない。仮に学生時代にアマレスや柔道などで鍛えていても、それは将来プロレスラーになるための下地作りだったりする。

 私はこれまでファン出身のレスラーについて、粒が小さく生活感がない(レスラーになれた時点で目的を達してしまい、その先の向上心や野心がない)、見てくれやキャラクターに頼り過ぎることなどから、どうにも好きになれなかった。しかし今回のオールトゥギャザーの成功で、彼らがプロレスの名のもとでは実に聞き分けがよく、達者でこなれた試合が出来るものだと感心した。
 オールスターというと緊迫感のない顔見世を連想しがちであるが、いまのプロ>
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