自分のプロレス観戦暦は、もうずいぶんになる。
会場で試合を楽しむことももちろんだが、生の選手の姿や
練習なんかを見るのも好きだし。(多くのプロスポーツは
早めに行くと練習も見れます。プロレスもかつてはそういうことも
ありました)選手から直接サインをもらったりするのも嬉しい。
シャイでレスラーをリスペクトしている自分は、会話なんかは
できませんが、サインをもらうときお礼のほかに
一言だけ声をかけるようにしています。
「地方でもいい試合をしてくれるKENTA選手が好きです!」
「ありがとうございます!」と返してくれます。嬉しいなぁ。
さてカードにサインをして貰うことについて
少々経験を述べますが、団体の人が見ていたら考えてほしい。
三沢光晴選手 これは全日本時代のもの
はじめは色紙にサインを貰っていました。
かさばるので、ミニ色紙に変えました。しかし紙は
飾っておくと色あせる。また誰のか分かんなくなったりして困っていたところ
1995年にBBMからプロレスカードが発売されました。
長州力&藤波 名勝負数え歌
プロ野球やサッカーなどでは、選手からサインを貰えるし、
写真もあるし、保存してフォルダーに入れておくと見やすいし
これはいいということでこれにサインを貰おうと、好きな選手のものを
集め始めました。
そしてそれは苦難の歴史のスタートでもありました。
はじめはともかく、すぐにカードにサインしてくれない団体が出てきました。
LL○○などは、イベントの神取選手に直接「なぜだめなんでしょうか?」と
聞いたところ「ネットで高く売るやつがいるからだめなんだよ!」といわれました。
確かにネット上では、サイン入りカードのオークションなどがありました。
グレート・ムタ ホテルのロビーで素顔のときに
しかし自分は、人のサインカードなんてほしくないし、(レスラーのサインは
けしてメジャーじゃないので真偽も分からない)なにより色紙同様自分が直接
貰うから嬉しいので、買ったことはありません。
そうこうしているうちに、プロレス人気も翳りだし、カードのサインオークション
もなくなりました。女子はなおさら拍車がかかりました。
ミホ・カヨ!
キューティ鈴木
需要と供給、いまやネットで販売しても、価格なんてつかないし。女子
では高額サインカードなんてありえない状況です。
それでも「ネットで高く売るやつがいるから。」と最近も言われましたが
超地下のマニアの存在はしらないけど、少なくともこれだけ会場に行き
プロレスに関わっていても、そんなファン知らないし、現在普通ではありえない
と思います。
棚橋 & 中邑真輔
カードにサインを書くとグッズが売れない。
つまり小さな団体は、サインも金のうちということです。
しかしカードにサインを貰おうとグッズを買ってもサインを
してくれないのはどういうことなんでしょう。
ザ・コブラ & タイガーマスク
サイン入りのプロレスカードも売っているので
その価値を下げないためと先ごろ引退したA.Y女子
選手もいっていましたが、サインは売ってるものを
購入して手に入れるものなのでしょうか。
飯塚高史 & 矢野通
谷口周平 & 山本尚史 (現マイバッハ谷口 & ヨシ・タツ)
いやいや自分で貰いたい。他のプロスポーツでは普通のことが
なぜだめなんでしょうか。
小橋建太
小橋さんなどは、どんなときでもファンに丁寧に応じてくれる。
時間が許す限り握手、写真、サインとファンを大切にしてくれます。
いろんな思いを持ったファンに分け隔てなく接する。
ここがメジャーとなるプロとしての鍵だと思います。
試合はもちろんですが、スーパーがつくベビーフェイスになり、
ファン人気が高いのも当然でしょうね。
カードにサインを選手にさせない団体、W○○E、スター○○、東○女子・・・
トップとフロントがお金稼ぎという狭い了見に陥っていて、
「できないんですよ。」すまなそうに
してくれる選手もいます。
引退を表明した紫雷美央選手とイベントで話したんですけど
自分はするで!ということでカードにサインを貰いながら
この思いを話したんですけど
「そうやなぁ、しいへんなぁ。」
・・・4団体所属で義理固い彼女にとってはそこまででしょうね。
プロスポーツは、夢をファンに売るのが仕事それを
柱にすえて考えるのが経営者としては大切なんじゃ
ないでしょうか。
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