月13日 金曜日 雨雨雨。
狙ったかのように、Maco&Rainy Woodの
ライブは、梅雨空の下で行われた。
Rainy Woodほど、雨を降らせるバンドがあるか?
雨乞いのイベントにはもってこいか?
柳ジョージ&レイニーウッド。
説明不要だろうと思う。聴かないでR&B、
BLUES、GOSPEL、ROCK、J-POP、
いくらやっても無駄だ。モグリだ。一から出直せ。
75年~81年と、活動期間は短かったが、
日本のあらゆるポピュラーミュージックに
与えた影響を、誰も無視できないはずだ。
レイニーウッドは、広島のハードロックバンドだった。
柳ジョージさんも、実は被爆2世だったらしいが・・・。
宇崎竜堂さん、吉田拓郎さん、矢沢永吉さん、
西城秀樹さん、浜田省吾さん、原田真二さん、
高橋真梨子さん。
あの頃のミュージシャンの方たち、これ全部広島県出身。
ちなみに、今は西遊記リバイバルブームだが、
ゴダイゴのミッキー吉野さんは、
GOLDEN CUPSでの、ベース・ボーカルだった
柳ジョージさんと同じく、最後尾のメンバー。
この顛末は、2年位前の記録映画に残っていて、DVDがあるはず。
CDが3枚も入っていて、レンタル禁止で、値段高すぎる。
キーボード上綱克彦さん、
ドラムス四ツ田嘉宏さん、ギター石井清登さん、
このお三方は昔のまま。
ベースのミッキー山本さん、サキソフォンの鈴木明男さん、
このお二人はその辺にいらっしゃる筈だが、
お姿が見えなかった。
ベースは何やら、お若い方がやっておられた。
場所は苦手な、中四国最大の歓楽街、薬研堀・・・。
何年に一回かしか行けない。用事ないから。
飯や酒が美味いのは、重々承知なんですけど。
逆に男の人が引いてしまいかねない街並みだ。
レイニーウッドは、上綱さんがゴスペル教室やったり、
細々とながら活動していて、柳ジョージさんとの
再結成イベントも2年前に実施された。
柳ジョージさんにとっては、「今更」なのか?
若いギタリスト、キーボードプレイヤーと組んで、
アンプラグドツアーみたいなことを実施している。
レイニーウッド時代のレパートリーがなければ、
柳ジョージさんも生きて行けない。
広島に足を向けて寝られるわけがないジョーちゃんだ。
この日のヴォーカルはMACOさんとのこと。
どうも、不幸な生い立ちをしてきた、今日(14日)が誕生日らしいが、
なかなか力のある若い女性だ。マライヤは目じゃない。
ゴスペル路線を突き進め。ジャニス・ジョプリン、
サラ・ヴォーン、サム&デイブ、アレサ・フランクリン、
その路線を突き進むがいい。ライバル?aikoだ。
生涯で一番いい日だったらしい。ポップセンスもあるぜ。
柳ジョージ&レイニーウッドの曲をやると、
ほぼ満員のオヤジたちが歓声を上げ、一緒に歌う。
まるで柳ジョージが乗り移ったかのようなオヤジたち。
COME BACK ’70S! YEAH!
会場は大盛り上がりだ。伝説だ、これは。
第44回グラミー賞、のTシャツを着て
のこのこ後から入場して、ポコポコとリズムを取り、
SAM COOKEやRAY CHARLESを歌う、
この山田にも大きな責任があったようだ。はっはっは。
そして、大宴会のあと、山ほど抱えていった
柳ジョージ&レイニーウッドのアナログ盤に、
堂々とサインをねだりに行く。
WOMAN&Iと、SAYONARAにしておく。
ROAD SHOWは、油性マジックでも書けなかったらしい。
バンマスの上綱さんに頼んで、楽屋に預ける。
汗かきの四ツ田さんも、シャイな石井さんも、
何よりも上綱さんご本人が、リアルタイムを知らない
38歳の見かけより爺のFANの登場に驚いていた様子だ。
というわけで、念願叶って、アナログLP三昧です。
BGMは「軌跡」より、微笑の法則 SMILE ON ME.
確かこれ、資生堂か何かの夏キャンペーンソングだったはず。
さあ、オヤジ世代のBLUESROCKの逆襲が始まるぜ。
ワクワクするぜ!!!
またお邪魔します。上綱さん。
今度は出来たら、もっとでっかい会場でお願いしますね。
超満員で立ち見だったもの・・・。途中から座れたけど。
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