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カテゴリ: その他の話題
ほぼ300(スリーハンドレッド) |
2010-08-19 - 10:40:27
投稿者:向維 新
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ほぼ300(スリーハンドレッド)
10年8月16日鑑賞。
10年170本目。
通算3作目となるジェイソン・フリードバーグと
アーロン・セルツァーのコンビのパロディ映画なんだ
そうで、まあそれはタイトル見ればわかる。
邦題にもなっている『300』をベースに、『スパイダーマン』、
『シュレック』などのパロディやブリトニー・スピアーズ、
パリス・ヒルトンらへの弄りネタが詰め込まれている。
くどいギャグ。しつこい構成、なんか妙に長くていらない
感じのエンディング...有名どころの映画のパロディ満載
の無駄なサービス感...全てがいらっとくるB級作品。
いや、問題なのは始からこの映画、A級になる気なんか
さらさらないのよ。それはもうタイトルだけで
分かるんだけど、その開き直りはいいとして、ちょっと
元ネタがわかんなさすぎて、しかも下品きわまりないと
来ているからどうしようもない。
ドラマでも、日本でも有名らしい「アグリーベティ」とか
「ヒーローズ」とかのパロディですらいわれないと
わかんないレベルらしいし、アメリカのオーディション
番組的なパロディシーンは面白いのかどうかすら
分からないときている。
しかも、そのネタが超長い、くどい、しつこい...
その上ホモネタ。人種侮辱ネタ。デブネタ。盲人ネタ。
突然の残虐シーン・・・でたたみかけてくるのだ。
それもかなり過激で下品に。
これでどう笑えと言うのですか????
その他、ブリトニー・スピアーズとかパリス・ヒルトン
とかブラピ夫妻とか有名人パロディも満載なんだが、
のっけからベトナムの子はブラピ夫妻が(必ず?)
引き取る、っていうくだりはもう妄言に近いモノが...。
この当たりでだいたい見切りが付いていたのは
せめてもの幸いだった。
物語はあってないようなものだが、一応...
紀元前480年。子供の頃から強い戦士になるよう
厳しく育てられた、小国スパルタの王レオニダス。
大国ペルシアの密使から服従を要求されるが、
レオニダスは「死の穴」に密使と、激太りした
ブリトニー・スピアーズを蹴落とす。
レオニダスは自分もあわせてたった13人の軍勢で
ペルシア軍を迎え撃つことになるが、敵もたった
約20人。両軍はラップ風の罵り合い、チアリーダー風や
ヒップホップ風のダンスバトルなどユルい対決を
重ねていくが....
代表作として上がっている「最終絶叫計画」シリーズ
(未見)のように、ギャグ&パロディの数で勝負すると
いうのがこの監督のスタイルらしい。
もともと300人のスパルタ軍が100万人のペルシア軍
と戦う「300〈スリーハンドレッド〉」をパロディにしやす
かったのはわかる。まああれを見て萌えたのは一部の
筋肉オタクだろうし^^まあ元ネタが元ネタだから、
「トランスフォーマー」「スパイダーマン3」などのヒット映画、
「アグリー・ベティ」などのTVドラマ、「アメリカン・アイドル」
などのTVリアリティショのパロディを満載できたといえば
できたんだろう。くだらなさではある意味突き抜けている。
世界を相手にしようという気が全くないんだから。
隙間産業としてわざわざ作ったB級映画っていう
感じ。もっとも出来損なって作ったのではなく、
狙って作って本当に外した感じはありありだけど。
スパルタだからといって、子供にパイルドライバーや
ブレーンバスター、さらには敵にドロップキックを放つ
などプロレスも好きらしいという事もわかったが、
監督...この表現方法だと明らかに誤解を生むよ...
本当に好きなら、もっと別な表現でいっぱいプロレス
の魅力は語る事が出来るから、たのむんで余計な事
しないで、っていいたくなった。
ふと以前見た「26世紀青年」で舞台になった
頭の悪い未来人の中でWWEスマックダウンの
チャンピオンが大統領になっている設定を
思い出したね。プロレスってやっぱそういう見方
されているんだなあ。本場と呼ばれるアメリカで
すら...いや、プロレスって頭よくないと出来ません
から...それとも、それ見ている人間がバカ
だっていいたいんだったらまあそれは外れているとは
...言い難いな^^ちくしょう...
ちなみに本作は同週公開の『ランボー/最後の戦場』を
抑えて週末興行収入で一位になり、商業的には
成功作となったそうで、この辺の感覚はさすが
アメリカ人としかいいようがない。
コメディ映画では数多くの名作を残したアメリカ映画も
ここまで地に堕ちたか...と思っていたら、
批評面では、Rotten Tomatoesでわずか2%しか得ること
ができず、さらに第29回ゴールデンラズベリー賞では
『ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う』とセットに
されて5部門でノミネートされるという散々な評価を
受けたというから、こっちの方がもっともな評価なんだ
と思う。とにかく笑うツボがアメリカ人以外には全く
理解できないというのがこの映画の一番の見所なのだ。
まあ一時間半が長い長い...
しかしWOWOWさんも発掘シネマとかいって
よくこんなもの発掘してきたね...
ある意味敬意に値する。そして配給.制作したのが
20世紀フォックス!!
この映画で一番びっくりしたのは冒頭で「おなじみ」の
「あの」テーマが流れた事だろう。
我が耳を疑ったよ。
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