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カテゴリ: 観戦記
がむしゃらプロレス追悼イベント 闘いに勝った男の旅立ち~SHINGO FOREVER |
2012-01-24 - 17:23:57
投稿者:向維 新
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がむしゃらプロレス追悼イベント
闘いに勝った男の旅立ち~SHINGO
FOREVER(11・1・21 土 北九州パレス)
この日は去年から企画されていた追悼
大会。結局会場の関係で二転三転して
この日、北九パレスで開催という運び
になった。
その「主人公」にしてこの日の遺影を
飾った選手の名は川上真吾。
もと華☆激所属で将来を嘱望され
ながら旅立ってしまった逸材の
試合を残念ながら私はみていない。
ちょうど体の具合が悪い時期に
ぶつかっていたからだ。例え知って
ても観戦はおろか外出もままならない
時期だったから。
川上真吾・・・・
事前アナウンスによると、
数万人に1人という特異な箇所に
腫瘍がみつかり発見した時
はすでに末期で余命1カ月の宣告を
受けてしまった。が、彼は治る事を
信じて闘い、5カ月間しっかり生きて
みせた。享年26歳。
婆紗羅選手の最初の教え子でもあり
久保希望選手と同期であった。
がむしゃらの初期の大会にも
参戦していて、息を引き取る最後
までプロレスの話をしていたという。
その心情は察するに余りあるものが
ある。
進行に関してはがむしゃらにしては
簡素。遅れればきちんと謝罪する。
15分遅れだったんだけど、この辺は
堂々と遅れて始めることがい多い
プロレス界においては貴重な存在。
でも中に入ってからが結構長かった
けどね^^まあ今回はあくまで追悼
イベントとしてやってる事なんで
そこら辺はおおむねみんな理解してる
っていうか。。。いつもお店の
がむしゃらで見る顔ばかり・・・
本当にうちわにしか告知しなかった
んだな~・・・・
でもそれでも満員になっちゃうん
だから凄い話。
オープニングはいつものプロレス
ルールの説明もあったんだけど、
その前に川上選手の「引退セレモニー」
が・・・・
遺影を掲げたご遺族の方がリングイン。
選手ほぼ全員がリングを囲んで黙とう
しつつテンカウントが鳴らされる。
10カウント聞くのは米山の引退・・・・
は直には見てないから^^あの福田
雅一が亡くなった時以来かもしれない。
なんともいえない寂しさが募る。
見知ったわけではないのに・・・
プロレスを愛した人がなくなるのは
身内の死よりつらいかもしれない。
1月の伯父の死より痛切に感じられた。
そして川上真吾のコールとともに
テープが投げ込まれた。
試合が見られなかったことが
惜しまれてならなかった・・・・
ここからはいつものがむしゃら
に戻っての進行。ただし応援の
練習のみで、入場してからのストー
リー説明のみ。
試合数も4試合と、いつもの半分
くらい。まあ4月の小倉北で3倍に
増えるはずなんで^^今回は大会
の趣旨に合わせてちょうどよかった
んだろう。
第1試合・
○パンチくん 対 ●キューティー
フランケン (アバランシュホールド)
中身がコロコロ入れ替わるのは
がむしゃらに限らずどの団体でも
あることだが、今回のパンチくんは
とんでもない実力者だった。
後ろ髪と体型ですぐわかったが、
中身の選手は今年からフリーに
なった超実力者。でもパンチくんの
キャラをよくわかってて、出足は
好調の千鳥足^^
一方二度とみたくないと思ってた
(爆)キューティーバージョンの
フランケンはノリノリで入場。
ああ、やっぱ悪夢だ^^
ところが試合が始まってみると
いきなり場外戦。そしてパンチくんが
繰り出す技の一発一発が重いし、早い!
明るく楽しいはずの試合が急に
殺伐とした雰囲気に・・・・
これは想定外。しかし、フランケンくらい
のガタイがないと、やっぱプロの技を
くらうのは難しかったろう。
逆にいつも以上に思い切りぶつかって
いったんでフランケンも試合で生きた。
これはパンチくんの中身の選手に
感謝もんでしょう。
最後は丁寧なアバランシュホールド
で(優しく投げたということではなく
基本にのっとってきちんと投げたという
意味の丁寧)フランケンを5分殺。
たかが投げ一発というなかれ。
これがプロレスの凄みなのだ。
いや、いきなり凄いものを見せて
もらった。
青息吐息でフランケンがマイク
もつと、今冬からラーメン屋さん
をはじめるということで頑張ります
とマイク。そうか、そういう意味でも
この試合は激励を兼ねたカードだった
んだな。納得!
第2試合・オールパシフィック
対LOC対抗戦
SMITH・TA-KI・●竹ちゃんマン
対 マスクドPT・DEISEL・
○TOSSHI(スモールパッケージ
ホールド)
なにわ愚連隊の登場で一気に対抗戦
色が薄れつつある両者の中にあって
存在感をみせねばならない選手がいた。
それは、愚連隊が乱入してくる前に
LOC入りしてしまったTOSSHI。
せっかくヒール転向してひと暴れと
いうところで招かざる客のおかげで
自分のインパクトが消されてしまった
のだ。ここで存在感をみせないと何の
為のヒール転向かわかんなくなる。
そりゃYASUと闘うことでなら
まだ価値があるとはいえ、その相手
がいない今大会みたいなカードの
中でどれだけ自分をみられるか、
ヒールとしてお客に認知してもらえる
かが勝負所。
そう考えると、パワー&テクニック
でPT、狡さとスピードで一日の長
があるDEISELの二人も実は
味方であって敵みたいなもの。
このフィールドで勝負すると明らかに
二人を超えるインパクトは残せない。
長くなったが要するにこれは
LOC・TOSSHIの査定試合
だったのだ。
そこで先輩二人を意識しつつ
本気で怒らせる対象が対角戦上に・・・
いたんですね~^^
そう、同じジュニアの覇権を狙う上で
避けては通れない男、それがTA-KI。
実際の王座は横にいるDEISELが
もってる以上、YASUとの抗争だけ
ではLOCに行った意味がない。
試合はそれでも巧者、PTとSMITH
の絡みや、要所要所で毒霧吹いて攪乱
するF|DEISELらがしっかり
活躍。勿論TOSSHIも頑張っては
いたが、中盤以降はその意識せざるを
得ないTA-KIにつかまってしまう。
最初の勢いは凄く、特に蹴りには
今までにない憎しみすらこもっていた
TOSSHIだったが、これで怒りに
火が付いたTAーKIのアンクルホールド
~膝十字で防戦一方に。更に強烈な膝蹴り
やスピアーくらって青息吐息・・・・
更にSMITHや竹ちゃんマンも
続いて足殺しに来たので、この辺から
一気に旗色が悪くなった。
とはい、退路がないTOSSHIに
してみれば先輩が本気だして向かって
きたことはある意味勲章といっていい
だろう。その辺はLOCの先輩たちも
認めたのかもしれない。むしろ捕まり
だしてからは自分たちがとるのではなく
あえてTOSSHIに勝ちをとらせようと
勝負をかけた感があった。
もし、TOSSHIの眼前にTA-KI
しか入ってなかったら試合を任せたり
はしなかったろう。そしてその期待に
TOSSHIはこたえた。ちなみに
今回の竹ちゃんマンは相当な実力者
ではあったんだが、キャリア差も含め
終盤の畳み掛けを耐え抜いたTOSSHIが
逆転の丸め込みで勝ち!
しかし、あえて難をいえばこれはベビー
フェイスの勝ち方なんでやっぱ前半の
ふてぶてしいTOSSHIが確立でき
てこそのヒール像だと思う。
そこは宿題をして残ったけど
確かにLOCに行ってTOSSHIは
間違いなく輝いた!それは断言して
いいと思う。査定は合格でいいんじゃない
かな。
第三試合・スペシャルタッグマッチ
伊東竜二(大日)○アステカ(華☆激)
対 KAZE(フリー)・●谷口勇武
(フリー)(腕きめ逆エビでギブアップ)
華☆激でファイナルロマンスという
名物タッグチームを組んでいたKAZE
組はこの日が再結成。まさか解散から
一年たたずに再結成の日が来ようとは。
で、ここになんで伊東が混じってる
のか?というと、実は春の九州サーキット
での営業で来ていた伊東にマスターが
オファーして実現したもの。しかも
裁くレフェリーが九プロのケニー田中
さん!なにげにありえない顔合わせ
が実現してしまうのも中立のがむしゃら
マットならでは^^
さて事前に谷口は伊東が相手と聞いて
蛍光灯デスマッチも辞さぬ発言をして
いたがまさかの伊東、その蛍光灯を
持って入場。使う気満々で振りかざす。
本当にデスマッチになるのか?
でも試合が始まればいわゆる華☆激
でいつも見ていた光景に伊東が合わせる
形に。ちょっとルチャっぽい動きや
とび技も多くして、溶け込んでいた。
なんだかんだいってもベテラン。
この辺の阿吽の呼吸はさすがなもの。
で、やっぱ谷口除けばみんなベテラン
なんで試合に安定感があったし、プロ
としての差もさりげなく見せていた感じ
がした。
やっぱどうしてもここでは谷口が
どこまで他の三人に食い下がれるか?
フリー転向第一戦が、師匠と先輩に
囲まれた中で自己主張するには
やはり、蛍光灯は別にして伊東に
絡まなけば意味がない。
しかしやはり伊東・アステカも初
タッグとはいえ、全く穴がない。
ファイナルロマンス以上の好連携で
谷口に的を絞り始めた。
こうなると、やはり旗色が悪い。
いつもならここらでグダグダになって
いくパターンの多かった谷口だが
やはりフリー転向に期するものがあった
か、いつも以上の頑張りをみせる。
伊東も格下と思わず、またゲストという
扱いではなくて大日の時以上に厳しい
攻めを見せる。伊東も実はベテランになって
試合にややムラが出始めてるんだが
この日はかつて大日の一枚看板だった頃の
伊東竜二そのものだった。
だから心配だった二人が予想以上に絡んで
予想以上にいいファイトしてくれたのは
やっぱ川上さんが見ててくれたからかな
と思ってしまった。まあ、追悼の意が
あって自分から手を抜く人はいないしね^^
アステカもかつての所属選手への
思いがあったのか、自分のもとを離れた
弟子二人相手でもいつも以上のアステカ
であろうとしていたような気がする。
KAZEも後半見せ場は作ったが
伊東・アステカの予想以上の好連携
の前に後一歩及ばず。最後は伊東に
場外でつかまり、粘る谷口をアステカ
がきってとった。
試合後マイクをもったアステカが
「川上、ありがとうな」と万感の
お別れを・・・・
やはりこれをいうためにきたん
だろうし、みんなそのつもりで戦って
いたと思うんで4人の気持ちは確か
に伝わったと思いたい。
第4試合メインイベント
プロアマ6人タッグマッチ
30分1本勝負
婆沙羅&アップルみゆき&堀田大輔vs
藤田ミノル&久保希望&野本一輝
ここのキモは約15年ぶりの復活
となる婆娑羅と、その婆娑羅の指名を
受けたアマ代表の野本。もちろん同期
の久保目線で見れば簡単なことなんだが
実は川上さんが婆娑羅が教えた第一号
の選手で、野本はその弟弟子にあたる。
アップルと、藤田は翌日の九プロ
参戦組で、堀田は実をいうと
よく知らなかったんだが後で
マスターに聞いたら、もとFMWの
練習生で、現在は僧侶になられてて
川上さんの葬儀でもお経を唱えた経緯
で参戦が決まったらしい。
立ち位置としてはもとプロといって
いいのかな?しかし体は鍛えてるようで
今でもレスラーと呼んでいい状態に
まで持ってきていた。
素顔をしってるとはいえ、やっぱ
自分らのイメージする婆娑羅は怖い人
なんで果たして久々の登場でどういう
風になるんだろう?と思っていたら
なんとあの懐かしの「バ・サ・ラー」
のテーマに乗って本当に婆娑羅登場!
しかも、いざ試合がはじまれば本当に
ブランクを感じさせない動きで、圧倒
していく。やはり婆娑羅は強くて凄い
選手のままだった。もっとも姿を消して
間いろんな顔で試合してきた分の進化
系の部分もしっかり見せてくれた。
一方でアップル&藤田はそこに明るさ
でアクセントを加えていく。やっぱ
立ち位置がわかって試合してるのは
さすが。
久保もいつも以上のファイトぶりで
試合は白熱。
で、野本なんだがここ最近はやや
精彩を欠いていたがもともとは出来る
選手。ただ試合をリードするとか、
チームを引っ張る役割よりは、しゃにむに
格上にくらいついていくというスタイル
が似合ってると思う。
もともと荒々しい部分で向かっていく
には婆娑羅という相手は願ったり叶ったり
の相手だったと思う。存分に力を出し切って
いたし、アマだからという引け目も一切
なかった。
だからよけいに良さが引き立った
んだと思う。指導者・婆娑羅の「現在形」
を川上さんの墓前に報告するには野本は
うってつけの存在だったのだ。
それがわかってるからこそ婆娑羅も
ガンガンいけたと思う。
試合はやはりリングから遠ざかって
いた堀田が途中で足を負傷。そこから
久保につかまって最後はダイビング
セントーンで勝利。見事勝ちを収めた。
最後はマイクで久保と婆娑羅が川上
さんの魂に語りかける。
マスクの下の婆娑羅は泣いてるようだった。
最後は久保が遺影を掲げて「来世でまた
あおうな」といって、全選手をリングに
呼び込み、「3.2.1真吾フォーエバー!」
で大会を締めくくった。
休憩なしのノンストップ大会だったが
全くだれずに試合ができたのはよかった。
ただ難をいえばプロの時から、代わった
リングアナがややミスをしなかったら
もっとよかったかな。慣れてない感じ
がしたし、進行も把握できてなかった
(入場順をか)し、最後久保組の勝ち
を婆娑羅組の勝ちといってしまったり
まま、細かいミスはあったが全体通せば
いい興業だったと思う。
なにより今回の主役である川上さんの
ご遺族と会場にいたであろう川上さん
ご本人が満足してくれたらそれでいい
と思う。実際反対側のご遺族の方は
悲しみではなく嬉しさで泣いていらした。
この内容でやっぱ1000円は安い。
不謹慎な話だが香典にしても安いし、
チケットとかすべてこの日のためだけに
作られた手間と時間を考えたらプロアマ
問わず、趣旨に賛同しなければできな
かった事だと思う。
そういう意味ではこの大会は十分
価値あるものになったと思う。
川上真吾の引退は早すぎたけど
これを以て現世のプロレスシーン
は任せて安心して旅立って
くれただろう。
ありがとう。私もこの場にいあわせて
いただけたことに心から感謝します。
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私の経歴をよくご存知で(^_^;)
恐縮ですm(_ _)m
投稿者:堀田 2012-01-27 09:10:47
堀田さん
マスターから聞きました^^
投稿者:向維 新 2012-02-01 21:18:17
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